● はじめに |
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世の中には、さまざまなサービス業がありますが、探偵ほど、「選び方が重要」である業種は他にはありません。
なぜなら、ほとんどのサービス業では、「値段」と「サービスの質(技術力)」がほぼ比例します。
つまり、高い料金を払えば、より質の高いサービスが得られるという事が多く、 「料金が高い」 = 「サービス(技術力)も高い」 のが当たり前だと思われている人は、多いでしょう。
しかし、こと探偵に限って言えば、「料金と調査力が比例しない」事が非常に多いのです。
根拠がない間違った選び方を信じて依頼してしまうと、思わぬ悪徳被害に見舞われたり、出会えるはずだった優良な探偵社をみすみす見逃してしまう危険があります。
そのような危険を減らすためには、何よりも「3つの原則」をおさえておくのが必須です。
【探偵社選び3つの原則】
・強引な営業をしないか?
・契約内容が曖昧ではないか?
・調査料金は適正かどうか?
まずは上記の3つのポイントを頭に入れておきましょう。
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● なぜ探偵社選びに失敗するのか? |
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当社には、探偵社選びに失敗したり、騙されたりした方から、多くのご相談が寄せられますが、それらの方に共通する原因は、探偵に関する知識がなく、冷静に判断せずに契約してしまっている点です。
とくに、ご相談者の方は、配偶者の浮気で精神的に参っている事も多いので、余計に冷静な判断が難しいのでしょう。
そして、それらの業者の中には、「料金が高額」であったり、「見せかけの料金は安いが最終的な料金は高くなる」という事も多く見受けられます。
とくに、相談件数が多いのが、高額料金についてです。
良心的な探偵社では、浮気調査の初回契約が100万円を超える案件は、少数なのですが、料金が割高な探偵社では、100万円以上は当たり前といった感じで、中には、300万円以上と言った、超高額契約をする探偵社もあります。
その為には、見かけの情報や、相談員の口車に惑わされない、「探偵社選びの為の正しい知識を持つこと」は、必須です。
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● よい探偵社を選びのポイント1(強引な営業をしないか?) |
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では、どうすれば、良い探偵社を選べるのでしょうか?
上記の探偵社の選択に失敗した方の話を聞くと、
「会社の規模が大きかったので・・・」
「相談員の方が親切だったので・・・」
「コチラに任せてもらえれば、絶対大丈夫と言われたので・・・」
と、大体、似たような答えが返ってきます。
しかし、探偵社選びでは、「会社の規模」や「相談員の愛想の良さ」、「根拠のない自信」は、参考になりません。
重要なのは、そこの業者が、「どのくらいの調査力があるのか?」、また「最終的な料金の総額がいくらになるのか?」 という点です。
しかし、探偵社の相談員は、営業力があり、口が上手な人が多いので、ついつい重要な本質を見誤って契約してしまう人は多いでしょう。
探偵社の相談員が、「当社で契約したら絶対成功しますよ」と自信満々な態度であったとしても、具体的な根拠がなければ、あてになりません。
『迷っているお客さまに無理な契約をしない、不安や相談内容をあおるのではなく、親身になって相談でき、調査以外に「問題解決」を優先して考えてくれる』
そのようなご相談者の気持ちを大切に考えている探偵社を選びたいものです。
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● よい探偵社選びのポイント2(契約内容が曖昧ではないか?)
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探偵社の選択で重要なポイントは、「あなたの話を愛想良く聞いてくれる口が達者な探偵社」ではありません。
ご依頼者にとって、メリットがある探偵社とは、 「調査員のレベルが高く、法令順守に心がけ、誠実に調査を行う探偵社」です。
そこで、ご依頼の前に、必ず見積書の作成をお願いしましょう。見積書の作成を渋ったり、あまりにも安すぎる見積りを提示する場合にも注意が必要です。
探偵業者には、あらかじめ重要事項について書面を交付して説明する義務があります。(探偵業法第8条第1項)
その重要事項とは・・・
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探偵業者の商号、名称又は氏名及び住所 (法人の場合は、代表者の氏名)
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A |
探偵業届出証明書の記載事項 |
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B |
探偵業務を行うに当たっては、個人情報の保護に関する法律その他の法令を遵守するものであること |
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C |
守秘義務等に関する事項 |
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D |
提供することができる探偵業務の内容 |
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E |
探偵業務の委託に関する事項 |
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F |
探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が支払わなければならない金銭の概算額及び支払時期 |
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G |
契約の解除に関する事項 |
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H |
探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関する事項 |
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また、探偵業者には、依頼者と探偵業務を行う契約を締結したときは、遅滞なく、契約の内容を明らかにする書面を依頼者に交付する義務があります。
(探偵業法第8条第2項)
その契約の内容を明らかにする事項とは・・・
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探偵業者の商号、名称又は氏名及び住所
(法人の場合は、代表者の氏名) |
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A |
探偵業務を行う契約の締結を担当した者の氏名及び契約年月日 |
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B |
探偵業務に係る調査の内容、期間及び方法 |
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C |
探偵業務に係る調査の結果の報告の方法及び期限 |
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D |
探偵業務の委託に関する定めがあるときは、その内容 |
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E |
探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が支払わなければならない金銭の額並びにその支払の時期及び方法 |
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F |
契約の解除に関する定めがあるときは、その内容 |
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G |
探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関する定めがあるときは、その内容 |
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以上のように、法令順守に心がけているかどうかをチェックすることも、探偵社選びには必要といえます。
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● よい探偵社選びのポイント3(調査料金は適正か?) |
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探偵に依頼した時の「相場」はほとんど知られていません。
大まかな目安を掲載しますので、依頼する場合の参考にしてください。
探偵調査料金の相場
※ここに掲載された料金は一般的な探偵社の目安であり、この料金での調査の成功を保証するものではありません。安い場合も、高い場合もあります。
また、料金の相場を考えるとき、時間単価が極めて重要になります。
料金 |
調査内容 |
行動調査 |
30万〜50万円
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張り込み・尾行・撮影による行動調査を1日6時間(午後5時〜午後11時)
月曜日から金曜日まで行って対象者の行動を調べる合計30時間の調査
調査員2名、撮影機材一式、調査車両1台すべてを含めた合計金額
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5万〜10万円 |
対象者の勤務先を、早朝からの張り込み・尾行によって割り出すケース
調査時間は午前6時〜午前11時までの5時間
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各探偵社が公開している「選び方」を読み、その探偵社自身の営業方針や料金体系が、探偵社選びの3原則と矛盾していないか?明確な調査料金を見積もってくれるか?をチェックします。
こうやって自分自身で選択しながら読んでいけば、間違った基準で探偵社を選んでしまうリスクを減らすことができます。
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● お問い合わせフォーム
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